【開催報告】SENTAN-Q事業最終報告シンポジウム
令和7年4月7日、標記シンポジウムをオンラインにて日英同時通訳で開催しました。九州大学は令和元年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)に採択され、世界と伍して戦える女性及び若手人材の育成を目指し、ダイバーシティ・スーパーグローバル教員育成研修(SENTAN-Q)を実施してきました。
SENTAN-Qは令和7年度以降も継続しますが、補助事業としての6年が終了するのを節目として事業最終報告シンポジウムを開催しました。
後段に示すプログラムの通り、シンポジウムは、第1期及び第2期の研修生1名ずつの総合司会により進行しました。総括責任者の石橋総長の挨拶に続き、文部科学省、科学技術振興機構のご来賓より温かい激励と今後の展開への期待のお言葉をいただきました。コーディネータの玉田副学長の事業概要説明では、6つのSTEPで構成される研修内容の紹介に加え、分析結果の提示など新たな試みもありました。また、第6期生まで60名の研修生のうち40名が研修を修了し1年以内に昇任していることや、順調に進めば第6期生修了時には20名を超える女性教授が誕生することが紹介されました。
続いて関係者からのメッセージです。STEP1の研修生選出の審査委員からは、研究者としての心構え、立ち位置による見える世界の変化、人間性涵養の重要性など、研修生に対し心に響く期待と激励の言葉を頂きました。STEP2の大学ガバナス・DEI教育、STEP3の英語によるアクティブラーニング型教授法教育の海外講師からは、研修のプログラム設計の工夫への言及や、研修生の今後の活躍への期待が寄せられました。
前半最後はもう1名のコーディネータである筆者からSTEP5最新研究分野のリカレント教育を担当頂いた学内講師の報告書からのコメント抜粋で、本研修が研修生の視野の広がりに加えて、教える側にも研究の新たな視点や気づきをもたらすなどの感想を紹介しました。
後半は休憩を挟み、研修第1期生から第4期生の研修修了生による総合討論です。まず初めは「SENTAN-Qの学びと国際共同研究」、2つ目は「SENTAN-Qの学びによる昇任後の波及効果」をテーマに、司会を含め4名ずつで2つのセッションを実施しました。それぞれ研修の経験を活かした現在の国際ネットワークの発展や、海外を経験したことによって得られた意識の変化など、SENTAN-Q研修やその後の上位職への昇任による各人の成長が伺える討論となりました。
最後に玉田副学長の総括があり、本研修が研修生、審査委員、海外メンター、学内メンター、学内外の関係者、と多くの方々とのCONNECTによって支えられ、前進していることが紹介されました。その後、実施責任者の園田理事・副学長の終了挨拶によって本シンポジウムは滞りなく終了しました。
当日はオンラインで175名の参加があり、終了後のアンケートでも「研修プログラムが良く工夫されていて、大変参考になりました」、「研修生のダイバーシティの考えの醸成が印象に残りました」等のコメントに加え、今後も是非継続してほしいとの感想を多数お寄せいただきました。本シンポジウムは都合により参加できなかった方、また途中参加しかできなかった方からの要望もあり、期間限定でオリジナル言語の動画を配信する予定です。
今回、多くの皆様にご参加いただきましたことに感謝申し上げますと共に、現在第7期生の推薦を受付中でもあり、引きつづきSENTAN-Q研修へのご理解とご協力を頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。
SENTAN-Qコーディネータ
男女共同参画推進室 上瀧恵里子
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■プログラム■ 14:00-17:00
(休憩10分)
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公開日: 2025.04.23. 17:00