ダイバーシティ・スーパーグローバル
教員育成研修

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九州大学は、女性の個性と能力が十分に発揮できる社会の実現に向けての2019年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)」に採択され、「ダイバーシティ・スーパーグローバル教員育成研修(SENTAN-Q)」を開始しました。

本研修では、優れた研究業績を有する将来有望な本学の女性および若手教員が、海外のトップレベルの研究者による本研修を受けることなどにより、国際的に通用する研究教育力を実践的に身につけることを目的とします。さらに本事業により育成された女性および若手教員の上位職ならびに管理職への登用を大幅に加速させ、本学がグローバルな研究教育大学として国際社会に認められる研究教育環境を整えることを目指します。

また本事業は、本学が掲げる中期目標・中期計画、国立大学経営改革促進事業等にある「若手・女性・外国人」を中心に据えた経営改革の一環として、全学協力体制のもとで実施します。研修生の選考に当たっては、学外有識者を含む審査会を開催し、透明性の高い審査を経て決定し、毎年10名の優れた人材を選出します。2年間の研修期間終了後、目標レベルに到達した研修生は1年以内の1段階昇任を原則としています。

本SENTAN-Qでは補助事業期間中の6年間で6期生まで選出します。本事業を大いに機能させ、九州大学をさらに発展、成長させたいと考えております。

九州大学 総長

石橋 達朗